今回は株式会社Arxcs 代表取締役の「杉山 天真」様に経営者インタビュー。
株式会社Arxcsでは、全国の体育会学生に向けたキャリアアカデミー『Arxcs』の運営、および法人様に向けた採用コンサルティングをメイン事業として展開しています。
今回はそんな杉山代表の「経歴・起業の経緯・経営のコツ」などをインタビューしていきます。
また、杉山代表のおすすめの本や詳細の経歴まで聞いているので、ぜひ最後までお楽しみください。

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「杉山 天真」代表の経歴

まずは株式会社Arxcsの代表取締役を務める「杉山 天真」代表の経歴に迫っていきましょう。
簡単にご経歴を教えてください。
- 杉山代表
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簡単に経歴をまとめると以下の通りです。
奈良県出身 1998.6.26 生まれ
2016年 ガンバ大阪ユース時代にJ3リーグ出場
2020年 関西学院大学体育会サッカー部主将
2021年 (株)FC淡路島ゼネラルマネージャー
2022年 (株)Arxcs創業 - IJ編集部(高柳)
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サッカー経歴が凄まじいですね..!
サッカープレーヤーからArxcs創業までの遍歴を詳しく伺ってもよろしいでしょうか?
- 杉山代表
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奈良でサッカーを始め、小学生の全日本では準優勝になり、12歳で全国ネットで生放送されました。
その影響もあって関西のJリーグ4クラブからオファーをいただき、ガンバ大阪Jr.ユースに入団。同期には日本代表の堂安律を筆頭に関西のエリートが集結していました。
Jr.ユース時代も全国3位になり、西日本選抜としてメニコンカップにも出場。ユースに昇格してからは、2年次にプレミアリーグWestを優勝し、3年次には二種登録でJ3リーグにも出場しました。
大学では2015年に大学サッカー4冠を果たしていた関西学院大学体育会サッカー部にスポーツ推薦で入学し、最終学年には主将を経験。
大学卒業後には、当時関西二部リーグに所属していた社会人サッカークラブのGMとして、スポンサー営業やスクール事業の立ち上げ、選手のリクルートなど幅広く経験。その後独立し、株式会社Arxcsを創業しています。
- IJ編集部(高柳)
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改めて伺っても、凄まじい経歴ですね。
この時点で、「やり切る力」「競争を勝ち抜く力」の高さが驚異的であることが分かりました。
次に、起業のきっかけを教えてください。
- 杉山代表
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起業のきっかけは、大学時代の怪我による長期離脱です。
大学サッカーでは、思い描いていたようには、コンスタントに試合に絡むことができずに、サッカー人生で初めてサッカー選手としての価値を見失いかけていたことを覚えています。
- IJ編集部(高柳)
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そうだったのですね。
ここまでサッカーでご活躍されてきた中で、なかなかに辛い出来事ですね…
- 杉山代表
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”もう元通りの足に戻らないかもしれない。”
サッカー人生で、約8ヶ月間もの期間をグラウンドから離れることがそれまでなかったため、不安と未来への恐怖に毎日押しつぶされていました。
ただ、この時期を乗り越えたから、今の自分があると思っています。
- 自分にとってサッカーとは何なのか。
- なぜ大学に来てまでサッカーを続けているのだろか。
- そもそも、サッカー選手を職業にしたいのだろうか。
1人になる度に、何故サッカーを本気でやってきたのかを考え続けました。何度も何度も自問自答し続けていました。
- IJ編集部(高柳)
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逆に、その空白期間が今後を考える時間に繋がっていたのですね。
- 杉山代表
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そして、当時サッカーができない自分にとって、今でも忘れない問いかけがあります。
それが、「10年後どうありたいのか?」ということ。その結果、自分が熱中できることに24時間を使いたいと考えるようになり、起業家という生き方が自然と選択肢に入るようになりました。
”10年後どんな自分でありたいのか”
最もシンプル且つ、本質をえぐられるような感覚になったことを今でも覚えています。
「あれ?これまで未来を本気で考えたことがあったかな?」
小学生の頃から大学に来るまで、何をするにしても自然と周りから評価される存在でした。
”未来を描く”
常に現状に満たされてきた私自身に最も欠如していた部分でした。
またこの頃から、一緒にサッカーをしてきた仲間がメディアに取り上げられるようになり、より明確な差を実感するようになっていきました。
サッカーが上手い下手とかではなく、サッカー選手になってどうなりたいのか、という欲とビジョンが全くなかったことに、、
- IJ編集部(高柳)
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なるほどですね。
これだけ深く考えて結論を出せるからこそ、サッカープレーヤーとして一流だったのだと思いました。
起業前は怖かったですか?楽しみでしたか?
- 杉山代表
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起業への怖さはほとんどなかったと思います。
世間一般的な視点の起業へのリスクは、新卒ブランドがなくなることや、安定した収入がないということかもしれません。
しかし、当日の私は10年後、自分自身が熱中して24時間を過ごして、経済的な自由を手にすることが最も優先度の高い項目であったため、10年後会社員として人生を歩んでしまっていることの方が遥にリスクと感じていました。
- IJ編集部(高柳)
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僕も似たような考えだったので、非常に共感できます!
学生時代はどんな人物でしたか?
- 杉山代表
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学生時代の話に遡ると、根本の性格は目立ちたくない性格で、サッカー少年団でもキャプテンはしていたが、自ら手を挙げてやるような性格ではなかったです。
それは今でも変わらないと思いますが、高校卒業後にプロ契約ができず、大学サッカーでは何か変化しないといけないと感じ、大学1年生から学年のリーダーを率先してやるようになりました。
当時部員は200名所属しており、各学年でも50名弱になるため、リーダーの経験を通じ他人の考えに寄り添う傾聴力や、不確実な中での決断経験など、起業家人生につながる経験を多くさせてもらいました。
- IJ編集部(高柳)
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意外でした..!
もともとはリーダーシップをとるタイプではなかったのですね。
株式会社Arxcsの事業内容
次に、杉山代表が経営している株式会社Arxcsの事業内容に切り込んでいきます。
貴社のメイン事業に関して教えてください。
- 杉山代表
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弊社は全国の体育会学生に向けたキャリアアカデミー『Arxcs』と法人様に向けた採用コンサルティングをメイン事業として展開しています。
- IJ編集部(高柳)
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ご自身のキャリアを活かしたバーティカル人材サービスですね。
競合他社との違いはどこにありますか?
- 杉山代表
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弊社は学生から課金型のオンラインプラットフォームを運営しており、他社のアスリートに特化しているエージェント企業様よりも、学生の思考力や行動力は高い人材が多いです。
また、紹介業ではなく、年間通じた採用伴走をさせていただくため、企業のブランディング支援までサポートが可能。学生視点では、まず体育会学生がビジネスを学ぶスクールはどこにもありません。
- IJ編集部(高柳)
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なるほどですね。
企業側からすれば「熱量が高く優秀な人材が集まっていること」、学生側から言えば「体育会系に特化したビジネスを学べるスクールの場がある」というわけですね!
「杉山 天真」代表の経営観

次は、杉山代表の経営観を聞いてみました。
経営におけるコツを教えてください。
- 杉山代表
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経営において基本的な考え方は、世の中の負がどこなのか、お客様の負が何かを追求し続けること。
困りごとの周辺には、必ずビジネスのチャンスがあり、価値提供機会が存在する。また、経営はあくまで手段であり、最終ゴールはミッションビジョンの実現になるため、誰をどう喜ばせたいのかを追求し続けることが経営であると考えています。
- IJ編集部(高柳)
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間違いないです。
まずは誰かの悩みを解決することから始め、そこに価値として対価が得られるお考えですね!
経営における最大の失敗談を教えてください。
- 杉山代表
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起業して失敗と感じたことはないが、人を巻き込む、人を(良い意味での)共犯者にしていくことの難しさを日々実感しています。
だからこそ、自分1人では何もできないといい意味で割り切る勇気と最後は自分1人で責任を取る覚悟が必要であると思っています。
- IJ編集部(高柳)
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「人を巻き込む」は経営者として難しいところですよね。
本を1冊だけおすすめるとしたら、どちらの本でしょうか?
- 杉山代表
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起業を志すきっかけになった本に、孫正義さんの「志高く」をあげたいです。
世間の常識や周りの反対など関係なく、自らの志に従って挑戦している姿に学生の私は大変感銘を受けました。
- IJ編集部(高柳)
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読んだことはなかったので、私もチェックしてみます!
「杉山 天真」代表より最後にひとこと

- 杉山代表
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弊社は、『人々に覚醒を。人生に自分らしさを。』をミッションにしています。
人は無意識に自分自身の可能性に蓋をし、与えられた使命に気づくことができていない場合が多い。だからこそ、スポーツの社会的なプライオリティを高め、人々が目覚める瞬間を生み出し続けたいと考えています。
- IJ編集部(高柳)
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ありがとうございます。
Arxcs社のサービスは以下に掲載していますので、ぜひチェックしてみてください!
おわりに…

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